“Where there is a Will, there is a Way”

バイタリティ溢れる人間であるために。意識したい5つのこと。

やまと
やまと

私が人生で最も大切にしていること、目指していること、

それは常に周囲に好影響を与えることができる「バイタリティ溢れる人間であること」です。


タケル
タケル

バイタリティ、よく聞く言葉ですが、

具体的にはどういう意味なんだろう?

どんな人のことを指すんだろう?


ミコト
ミコト

私の周りでは「バイタリティのある人」は

人生が楽しそうだし、往々にして

取引先や社内の評価が高いように思えるわ。


やまと
やまと

今回の記事では、

「バイタリティ」のことが気になるけど、

・バイタリティってなに?

・バイタリティのある人ってどんな人?

・バイタリティの高め方ってどうやるの?

という疑問を持っている方の解決・成長の糸口になればと思います。



バイタリティとは?


バイタリティ 【vitality】

活力。生気。活気。「―あふれる人」 (広辞苑より)

元気、旺盛さ、活力、活気、生気、意気 (類語辞典より)



意味や類語が示すように、バイタリティとは、「エネルギーに満ち溢れている」「生き生きしている」状態を表す言葉です。

ラテン語の【vita=命】が語源とされており、皆さんおなじみの動物の生存に欠かせない栄養素であるビタミン【vitamin】と語源を同じくしております。まさに「生命力そのものが旺盛な様子」を想起させる言葉です。

ちなみに、英語のvitalityは形容詞vitalの名詞系で、vitalとは「活力に満ちた」とか「力強い」という意味であり、日本語でも英語でも「生命力バリバリ」の状態を表す言葉として認知されています。



バイタリティある人の特徴


具体的にどのような人のことを「バイタリティのある人」と言うのか。



あなたの身近にいる「あの人バイタリティあるよね!」と言われる人のことを思い浮かべてみてください。たくさんの特徴があると思います。



それらを思いつく限り羅列して、共通する3つのポイントに絞って、まとめてみました。

ここでは共通認識化することが目的ですので、ご認識済の方はさらっと流し読みして後半を読んでみてくださいね。



常に前向きである


まずは、「ザ・バイタリティ溢れる人」の特徴と言える「思考が前向きであること」です。



・明るいオーラをまとっている

・常に笑顔。心と体が充実している

・プラス思考

・向上心が高い

・チャレンジ精神がある

・困難に突き当たる度に「やってみなくてはわからない」の精神で取り組む

・初めてみる景色や感情を楽しめる

・失敗も自分の糧になると知っているから、いつも新しいことや困難にもワクワクしながら挑戦することができる

・失敗しても切替が早い

・失敗を次のアクションのヒントにし、自分自身が成長するための要素のひとつと考える

・失敗は成功のもと。失敗から学ぶ。転んでもただでは起きない精神→長い目で見て成功させる

・悪口を言わない。もっと建設的で、もっと自分が前に進むようなプラスのことをしていたい

・好奇心がある。自分がまだ知らない世界が自分を成長させてくれると知っている

・努力家。努力した先にある達成感や満足感が好き。いつも新しい目標を掲げて努力している

・運がいい。行動パターンや習慣に余裕があったり、ラッキーを見逃さない思考回路



自分を持っている


「自分を持っている」から、ブレないし、くじけません。

・自信がある

・失敗も味方につけて考えるポジティブさ

・信念があるので、頑張り続けることができる

・自分の立場を理解した上で、チームのために自分の力を発揮できるように積極的に提案する

・周りの目を気にしない。「こんな行動をしたらどう思われるかな?」ではなく「どう思われても行動したほうが得」と考える

・積極的。常により良いもの探している

・自分から率先して人の助けになることをする。その行動が自分のスキルアップに繋がる、経験値になると考える。

・計画的。毎日の活動を計画して時間を無駄にせずいろいろなことをこなしたいと考えている。同じ時間の中で経験値を増やしたい、最大限活動に取り組みたいという気持ちの表れ。こなせるだけの精神的・体力的なパワーがある。

・朝の時間を有効活用している。つまり、自分の生活をコントロールしている。

・仕事だけでなくプライベートにも全力投球

・外面、内面問わず、闘志にあふれている。心がパワフル。



人が好き


バイタリティがある人には志をともにする仲間ができます。

「人が好き」だから「人からも好かれる」のです。

・謙虚。自尊心は持っているが、自分を過剰評価していない。人のことを見下さない

・他人の長所を見つけるのがうまい。長所を素直に認めることができる

・自分の思いにも、人の意見にも積極的。

・自分より何かに長けている人は、敬意をもって素直に認め、ちゃんと教えてもらおうとする

・社交的。自分の知らない世界があると知っていて、そこから学ぶことでさらに成長を期待する

・自分の殻に閉じこもり、自分の世界に枠ができてしまうことがイヤ

・様々なつながり、人脈を通じて、新しい世界を求める

・違う世界の人達と付き合うことによって、まだ知らない世界を感じたい。人生に深みを。

・周囲にたくさんの人が集まる。生きる喜びを感じている人、キラキラしている人に、人は惹きつけられるから。



タケル
タケル

「バイタリティのある人」って

なんだかスーパーマンみたいだな。。

ミコト
ミコト

冒険家や映画の主人公を思い浮かべるわ。

目的に向けて、くじけぬ心で困難を乗り越えて、

ハッピーエンドを勝ち取るみたいな。


やまと
やまと

まさに、

「人生の主人公は自分だ」「自分の将来は自分でつくる」

そういった「一人称視点」「主人公意識」バイタリティの原動力と言えそうだね。


バイタリティの高め方



それらすべての特徴を持ち合わせた人はなかなかいないでしょう。しかし、皆さんもご自身に当てはまる特徴がいくつかあったと思います。



そう、みんなバイタリティを持っています。その【生命力】を強く大きく伸ばしていくことで、より周囲から信頼され、確実に自分の目標を成し遂げられる人間になることができるのです。


では、どういう意識や習慣をもてば、バイタリティを高めることができるのか、考えていきましょう。



笑顔&ポジティブ発言を増やしていこう


笑顔は気持ちを前向きにさせる魔法です。科学的にも笑顔が精神的効用があることはわかってきています。

笑顔→前向きに取り組む→良い結果→笑顔→前向きに・・の好循環を作りましょう。



また、あなたの言葉にも魔法が宿ります。なんだかサイコっぽい表現ですが、本当だと思います。


自分が口にした言葉は、自分やそれを聞いた人の気持ちに影響を及ぼします。どうせなら、ポジティブな発言をして、自分やチームを前に進めていきましょう。



蛇足ですが、人の悪口は極力なくしましょう。ストレスのはけ口として言ってしまうこともありますが、その言葉は人を傷つけてしまうだけでなく、予期せず自分の評価を下げたり、廻り回って自分に跳ね返ってきます



自分を好きになろう


目をつむって、自分を見つめ直してみましょう。

これまでの人生の成功体験、失敗談、誰かに貢献できたこと、誰かに助けてもらったこと、・・・

振返りながら、今一度、自分をほめ、反省し、これまでの人生を認めてあげましょう。

その中で、これからの自分が伸ばしていきたい長所、克服したい短所はなんでしょうか。


それらを成し遂げたとき、自分がどのような人間になっているかを想像するとワクワクしませんか?

その感情は「自意識」に通じるもので、「自分のことを好き」になれた証だと思います。


あなたの人生における主人公は紛れもなくあなたです。

あなたがやりたいことを、あなたがやりたいようにやればいいのです。

何度失敗しても、それでもなお、あなたがなりたい自分になるための努力を、惜しむべきではないのです。



「一人称視点」で自分事として物事を捉え、課題に取り組みましょう。

自分を高めるために何ができるのか、成長戦略を練って実行しましょう。



志を持っていきいき活動しているあなたの周りには、志をともにする仲間が集まってくるでしょう。



忘れてはならないのが、仲間たちもそれぞれが人生の主人公です。


違う世界の主人公に敬意を払い、認め合い、教えを請い、お互いに高め合うことで、自分の世界を広げることができるでしょう。

時には自意識時過剰になりがちな主人公を、律し合える関係性を築ければ、正しい自信を身につけることにも繋がります。



ただし、いわゆる自己陶酔と言われるような、悩んでいる自分は好きにならなくていいです。

自己陶酔の時間は無駄です。悩む必要があることかどうかを即座に見極め、必要なら考察を進め、不要なら割りきり、ムダにウジウジする時間は極力なくしましょう。



なりたい自分を決めよう


身近な先輩や上司、尊敬する有名人、映画や漫画の主人公など、バイタリティある人を思い浮かべましょう。

まずは、その人のキャラクターや立ち居振る舞いをイメージし、最初の目標としてセットしてみましょう。



もちろん、その人になることがあなたの人生の目標ではないですよね。あくまで、イメージを持つために利用させてもらうのです。身近な実例ほど学びに長けた教材はありません。



そこに自分の理想像のエッセンス【やりたいこと】を同時並行的に盛り込んでいきます

例えば、修得したいスキル、活躍したいステージ、極めたい趣味、は人それぞれ。



偶像イメージの「パレット」にあなた色の「絵具」を追加していき、それを使ってあなたの人生という「絵画」を完成させる。そのためには、どんな絵を描こうか、構図や色といった設計が欠かせません。



大きな目標を捉えたら、小さな目標を設定して計画的にステップバイステップで取り組んでいきましょう。目標の難易度もどんどん上がり、自ずとチャレンジ精神も培われていくでしょう。



目標のないところにバイタリティは生まれません。



健康的な生活を送ろう


規則正しい生活を送ることを意識しましょう。



まずは睡眠。夜更かしをして朝起きるのが辛い。二度寝してしまい気が付いたらもうこんな時間。

朝から負けた気がしますよね。その日一日勝てる気がしないですよね。。。

睡眠時間は短すぎてもいけないので、質を維持するために、決まった時間に寝て決まった時間に起きるというルーティンを意識して、クリアな頭で一日の先手を取りましょう。



また食生活も大切で、栄養バランスや食事量の偏重は、健康に支障を来たします。

適度な運動習慣も取り入れ、健康的な体を維持しましょう。

なぜなら、健康でないとやりたいことにバリバリ効率的に取り組むことが難しくなるからです。作業効率が落ちたり、生活習慣病の通院に時間を奪われたり、物理的デメリットもでてきます。



自分の思う通りに行動したければ、行動についていけるカラダが必要ですよね。(体が資本!)



睡眠・食事・運動で、24時間という平等に与えられた時間をチート級に使い切る体力を維持しましょう。



精神的な健康も大切ですので、休息時には思いっきり休んだりエンターテイメントを楽しんだりして、メリハリをつけたリフレッシュを行うようにしましょう。




→健康診断結果に衝撃を受け、生活習慣改善に取り組んでいる話(現在進行形)



毎日、昨日の自分を超えていこう


つらつらと述べましたが、これを一気に実施しようと思うとそれこそ相当なバイタリティが必要です。

なにもかもを垂直立上げする必要はありません。



やると決めたことを一つずつ実施していけばいいのです。

毎日やると決めたことを夢中になって継続していく。

3日続けることができたなら、次の項目を追加(幅だし)してみる。

昨日より今日、今日より明日、自己ベストを少しずつ、ほんの少しずつ更新していけばいいのです。



先述の通り、バイタリティの高い人は自信と謙虚さを持ち合わせています。


だから「自分なんてまだまだ」の精神がプラスに働き、モチベーションになります

その気持ちを持ち続けることがバイタリティを培うための、成長するための秘訣と言えるでしょう。



私の理想のバイタリティキャラクター



世の中、皆さんのバイタリティが世界を回しています。

今の会社でも、学生時代の部活やバイト先でもたくさんのバイタリティに触れ、支えられています。

たくさんの先輩、同僚、後輩、友人に刺激を受けておりますが、


あえて、漫画のキャラクターでいうと、不朽の名作「スラムダンク」の・・・

神 宗一郎(ジン ソウイチロウ 海南大付属 2年 189cm 71kg)に理想を感じています。

万が一ご存じでない方のために、少しだけ紹介をすると、

神は、神奈川県№1、全国でも屈指のチームである海南大付属高校のスター選手の一人です。


入学時はセンターのポジションでしたが線が細く、監督から「センターとしては到底無理だ」と言われてしまいます。

しかし、その厳しい言葉を受けても腐ることなく、その日から、毎日500本のアウトサイドシュート(いわゆる3Pシュート)の練習を一人黙々と欠かさずに行いました。


出典:井上雄彦 『SLAM DUNK



結果、そのシュート力で、2年生にして王者・海南のスタメンを勝ち取っただけでなく、神奈川№1プレイヤー④牧 紳一と最強コンビと称されるまでになりました。


出典:井上雄彦 『SLAM DUNK




信頼する監督の厳しい言葉を受け止め、それをターニングポイントとして、彼は自分を見つめ直します

センター(体格)がダメなら自分の生きる道は何だ?

体格の勝負ではなく反復練習(努力)がモノを言う3Pシュートで勝負するのはどうだ?時間は平等だ。

そんなことを考えたのでしょう。



目標(シュートで生きる)を掲げ、成長戦略を練り、内に秘めた闘志でやり遂げる。

その努力が全国屈指の名シューター(インターハイ県予選 得点王)を作り上げたのです。


そんな彼のシュートは、決まる度にチームのムードを盛り上げ、勢いをつけます。

まさに努力でチームを引っ張る、バイタリティ溢れる人物と言えるでしょう。


かっこよすぎる・・!

(暑苦しいキャラでなく、「謙虚さの中に、熱い闘志を秘めている」というのも、個人的に推しのポイントです。)

出典:井上雄彦 『SLAM DUNK


タケル
タケル

バイタリティはビジネスパーソンにとって、いや、

あらゆる人間にとって大切な能力と言えそうだね。

ミコト
ミコト

バイタリティはチーム内に伝染することによって、

集団の士気を高めるという相乗効果も期待できるわ。

タケル
タケル

周囲から重宝されるわけだ。

やまと
やまと

自分のためにも周囲のためにも身につけるべき能力、バイタリティ。

筆者もその修得に向けて日々少しずつ努力を重ねています。

ネット社会の今、「周囲」の定義も広げるべきでしょう。

是非、皆さんも一緒にバイタリティを高め合っていきましょう!!



以上で考察を終わります。

バイタリティを高めて、仕事に遊びにプライベートに、就職に転職に、あらゆる活動を楽しんでいきましょう!

今日も明日が楽しみだ!




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